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森田つぐみ – さよならは似合わない / おろしたての放課後(EP) 1976

森田つぐみ – さよならは似合わない / おろしたての放課後(EP) 1976

『さよならは似合わない / おろしたての放課後(EP) 』は、日本の女性アイドル歌手「森田つぐみ 」の通算2枚目となるシングルEP。発売は1976(昭和51)年の9月5日で、当時「森田つぐみ」は17歳。つきあいはじめた男女の仲直りがテーマになっていて、純粋なイメージで売っていた「森田つぐみ」には、ぴったりの楽曲。チープな電子音をバックに(ごめんなさい・・・わたし間違ってたんです。もうさよならなんて 言いません)という、森田つぐみのセリフからスタートする。作詞に森雪之丞、作曲に宮本光雄 編曲は前作に続き竜崎孝路が担当。

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森田つぐみ – さよならは似合わない / おろしたての放課後(EP) 1976の詳細

タイトル さよならは似合わない / おろしたての放課後
歌手名 森田つぐみ
発売日 1976(昭和51)年
ジャンル ポップス
発売国 日本
レーベル Philips
フォーマット 7インチシングル・2曲入りEP

森田つぐみ – さよならは似合わない / おろしたての放課後(EP) 1976 の収録曲

  1. さよならは似合わない
    作詞:森雪之丞 作曲:宮本光雄 編曲:竜崎孝路
  2. おろしたての放課後
    作詞:森雪之丞 作曲:大野克夫 編曲:佐藤準

森田つぐみ – さよならは似合わない

さよならは似合わない/森田つぐみ 1976年
作詞:森雪之丞  作曲:宮本光雄

(ごめんなさい・・・わたし間違ってたんです
もうさよならなんて 言いません)

振り向くと 街は枯葉色
ちょっぴりセンチメンタルな
心があなたを 待ってます
午後の喫茶店

けんかをしてから 初めての
挨拶 何て言いましょう
素直な気持になれたなら
好きと 言えるかな

別れの言葉をつぶやいた
あの日の私が恥ずかしい
急いで ほどいた熱い手に
さよならは似合わない どうしましょう

電話がリリリン 鳴るまでは
泣いてたのかも しれません
やさしいあなたの 声がして
倒れそうでした

けんかをしてから 初めての
挨拶 何て言いましょう
素直な気持になれたなら
好きと 言えるかな

別れの言葉をつぶやいた
あの日の私が恥ずかしい
急いで ほどいた熱い手に
さよならは似合わない どうしましょう

何もなかった ふりをして
いつもの様に笑います
ほっぺた つついて くださいね
それで 仲直り

森田つぐみ – おろしたての放課後

おろしたての放課後/森田つぐみ 1976年
作詞:森雪之丞 作曲:大野克夫

おろしたての放課後 雨上がりの坂道
テニスも 休んで この街に来たのは
若葉色の微笑み 気取りのない あなたが
心のどこかに 恋を運んだから

遮断機 くぐり抜け 風と遊んだら
見慣れた 街並みが どこか違っている
赤いポスト ピカッピカ
雨の露に キラッキラ

きらめく 恋のまぶしさに
思わず飛んだ 水溜り

おろしたての放課後 生まれたての想い出
心に描きます ときめきの絵の具で
ビートルズのレコード そっと入れた 押し花
私の気持ちを うまくささやいてね

線路のすぐ横で はしゃぐ子供達
いつもの景色が なぜかうれしいのよ
青い電車 ゴトッゴト
アドバルーン フワッフワ

きらめく恋のまぶしさに
思わず飛んだ 水溜り

森田つぐみ – さよならは似合わない / おろしたての放課後(EP) 1976について

『さよならは似合わない / おろしたての放課後(EP) 』は、日本の女性アイドル歌手「森田つぐみ」が17歳のときに発売したセカンド・シングルEP。チープな電子音に誘われて、森田つぐみのセリフでスタート「喧嘩して飛び出していった」女の子の本心を、力強く歌っている。B面”おろしたての放課後”は、本格的なカントリー・ポップスの仕上がりで作詞・森雪之丞、作曲が大野克夫が手がけている。

森田つぐみのディスコグラフィ【70年代女性アイドル】

森田つぐみの伝記【バイオグラフィ】

森田つぐみは、1959年(昭和34)年1月1日に大阪府の豊中市で生まれた(本名:藤原嗣美)。

森田つぐみが16歳の時


1975(昭和50)年に毎週日曜、NETテレビが放送していた『あなたをスターに!』という公開番組へ出場し、第2回グランドチャンピオン大会まで進み「優勝」した。

この時、のちにスターとなる大場久美子は審査員特別賞であった。

森田つぐみが17歳の時

森田つぐみが17歳の時
書道3段・珠算3段と茶道もこなす「才色兼備の優等生」というイメージで、森田つぐみは渡辺プロにスカウトされ、1976(昭和51)年4月25日にデビューとなった。

ユーミン作曲”まちぶせ”で有名な同事務所の三木聖子や、野中小百合も同じく1976(昭和51)年のデビュー組。

森田つぐみ - 少女期 (EP) 1976
森田つぐみ – 少女期 (EP) 1976

“少女期”は、「森田つぐみ」のデビュー曲で歌詞の内容は、好きな男性に出会えたことで「女の子に生まれたことを誇りに思う」というか弱いながらも力強く歌う、森田つぐみの歌唱力が印象的。

作詞は千家和也、作曲は大野克夫、編曲は竜崎孝路

1976(昭和51)年、4月25日に発売されたファーストシングル”少女期”は、オリコン最高84位で1万枚しか売れなかった。

森田つぐみ – さよならは似合わない (EP) 1976
森田つぐみ – さよならは似合わない (EP) 1976

続けて、”少女期”より4カ月を経て9月5日に発売された”さよならは似合わない”は、1976年にデビューした女性歌手「森田つぐみ」のセカンド・シングルEP。

つきあいはじめた男女の仲直りがテーマになっていて、純粋なイメージで売っていた「森田つぐみ」にぴったりの楽曲。歌詞にある、強がりを言ってしまった女性の引くに引けない「意地」のようなものが、森田つぐみの優しいながらも強い意志を感じる歌声にマッチしている。

前作とは違って、作詞に森雪之丞、作曲に宮本光雄 編曲は同じく竜崎孝路が担当。

森田つぐみ – 愛のスケッチブック (LP) 1976
森田つぐみ – 愛のスケッチブック (LP) 1976

同年11月5日には、森田つぐみ待望のフルアルバム『愛のスケッチブック』が発売。当時流行っていたディスコブームや、ロックンロール、演歌調ポップスではなく、純粋に良いメロディが散りばめられた「宝石箱」のような作品群。

かよわいだけではなく、冒頭の①”少女期”から、彼氏・愛する人へのメッセージが、かわいい歌声のなかにビシビシ力強さも感じる。全体的にも、聞き手が彼氏と想定して、語り口調から歌に導入するタイプが多いので1枚でまるごと「擬似恋愛」を錯覚してしまう、純愛作品が多い。

森田つぐみ – 恋して海岸通り (EP) 1976
森田つぐみ – 恋して海岸通り (EP) 1976

最後に、森田つぐみの歌手活動は”恋して海岸通り”がラスト・シングルとして12月20日に発売。

同年4月にデビューしてから、8ヵ月ほどしか経っていないが歌詞の内容は、グッと大人の雰囲気をかもしだしている。

作詞はなかにし礼、作曲は竹田賢、編曲は竜崎孝路。

B面の”冬の哲学”は、TBS系バラエティ番組『笑って!笑って!60分』の番組の中のコーナー『続・哀愁学園』にタイアップされ主題歌として採用された。

“冬の哲学”は歌謡曲ファンの間で、隠れた名曲として知られている。

森田つぐみが18歳の時~現在

3rdシングル”恋して海岸通り”を12月20日で発売したあとは、主だった歌手活動はできず文化女子大学杉並高等学校を卒業後は、獨協大学法学部法律学科に入学。

大学内のスポーツクラブ『ウッドペッカー』に入部しながら

森田つぐみ ふえはうたう
※引用元 : ちっちゃいおっさんの足跡

NHKの教育テレビ「ふえはうたう」のお姉さんとして、数年間はテレビに出演して精力的に芸能活動を続けたが、芸能界を引退。

獨協大学卒業後は、法律事務所に勤務しその後、大阪府豊中市でTSUGUMI音楽教室として、ピアノと書道をひらき「地元のこどもたち」に教えている。

2014年3月30日まで、西宮でカフェ&バー「アリーズ」の店長として、ピアノの生演奏や食事も提供。

森田つぐみ 現在