アニエス・ロティ(Agnès Loti) – Aujourd’hui C’est Ta Fête (EP) 1965
『Aujourd’hui C’est Ta Fête (EP) 』は、フランスの女性歌手「アニエス・ロティ(Agnès Loti) 」が、Azレコードから発売した通算3枚目の4 […]
歌手名 | アニエス・ロティ(Agnès Loti) |
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ジャンル | ポップス |
生年月日 | 1944(昭和19)年 |
歌手活動時期 | 1964年~1965年 |
出身 | フランス |
アニエス・ロティ(Agnès Loti)は、1964年~65年の短期間に歌手活動していたフランスの女性歌手。いろいろなジャンルのフレンチ・ポップを歌うことで逆に一定的なファンの指示を得ることができなかったため、音楽業界から去っていった。ミリー・スモール(Millie Small)の“My boy lollipop”のカバー曲“C’est toi mon idole”が彼女最大のヒット曲。
アニエス・ロティ(Agnès Loti)は1944(昭和19)年、パリのフランソワ・ペロッティ(Françoise Perotti)に生まれる。
彼女は、幼い頃から音楽が好きで、9歳の時にアコーディオンを習いはじめ、1960(昭和35)年、当時15歳であった彼女はフランキー・ジョーダン(Frankie Jordan)のバックボーカルグループである『ザ・ジョーダネッツ(the Jordanettes)」』へ参加する。
フランキー・ジョーダンはイエイエファンの女性たちの間では、シルヴィ・バルタン(Sylvie Vartan)とコラボした“Panne d’essence”でよく知られているだろう。しばらくした後、アニエス・ロティは新たにソロとしてキャバレーでパフォーマンスを開始する。
アニエス・ロティ(Agnès Loti) – C’est Toi Mon Idole (EP) 1964
1964(昭和39)年にDisc’Azレコードのオーディションに合格した「アニエス・ロティ」は、最初のレコード収録のためスタジオへ入った。4曲入りのEPが当時は一般的で、アニエス・ロティは、ジャマイカ出身の女性歌手「ミリー・スモール」が同年大ヒットさせていた“My boy lollipop”をフランス語でカバーして“C’est toi mon idole”と改題してリリース。
この曲の中で彼女はボーイフレンドに「私はあなたに夢中で、あなたはジョニー・アリデイ(Johnny Hallyday)やリチャード・アンソニー(Richard Anthony)よりも私の心臓をドキドキさせるの」と歌っている。
しかし、多くのファンにとっては、他の3曲こそ真に注目すべき作品と言える。
アーマ・トーマス(Irma Thomas)の“Break-a-way”のカバー“Je pars sans regrets”と二曲のオリジナル“Tu”“Mais peut-être”である。このレコードはラジオで多く流されヒットとなり、彼女の最も有名なリリースとなっている。
アニエス・ロティ(Agnès Loti) – Tout Nouveau Tout Beau (EP) 1964
次の曲も、ヒットにならって再びミリー・スモールの“Don’t you know”をカバーし、“Tout nouveau, tout beau”としたが、選択ミスからかヒットは長く続かなかった。
このEPは、バリー・マン(Barry Mann)とシンシア・ウェイル(Cynthia Weil)作曲、イーディ・ゴーメ(Eydie Gormé)の“I want you to meet my baby”のカバーである“Aïe n’y touchez pas”と、リタ・パヴォーネ(Rita Pavone)の“Just once more”のカバーである“Reste encore”が収録され貴重。
アニエス・ロティ(Agnès Loti) – Aujourd’hui C’est Ta Fête (EP) 1965
1965(昭和40)年に発売されたアニエス・ロスの3枚目のEP『Aujourd’hui c’est ta fête』で、彼女が再びトップ・チャートに戻れるかどうか、世間の注目を集めた。
リードトラックは元々イギリスのトゥインクル(Twinkle)によりレコーディングされた“I need your hand in mine”のカバー曲である。
アニー・フィリップ(Annie Philippe)、フランス・ギャル(France Gall)、リズ・ブラディ(Liz Brady)らのために曲を書いていたジョージ・ライフマン(Georges Liferman)もまた、オリジナル曲を提供するため仲間入りした。
ジョージ・ライフマンの曲“Dis-lui que c’est terminé”は、イギリス海峡両サイドでヒットしていたクリス・アンドリュー(Chris Andrews)の“Yesterday man”の影響が大きかった。
この詞の中でのアニエスは冷酷で、ボーイフレンドに、浮気相手にもう関係は終わったと伝えて、と頼んでいる。
「彼女に親しみを持つのは素敵なこととは言えない」「むしろ彼女が地獄へ落ちるのが見たい」とアニエスは歌っている。
このレコードが失敗に終わり、アニエス・ロティは契約を失った。
1967(昭和42)年にイタリアへ移り、結婚した。
彼女はそこでレストランを開いたと言われている。最近では、地元の高校でフランス語を教えていたようだ。
もっとも、すでにリタイヤしてはいるが…彼女がスクリーンに姿を見せたのは、1985年のフランスのテレビ番組『La chance
aux chansons』で“Tout nouveau, tout beau”のパフォーマンスが最後である。
参照元:Ready Steady Girls
『Aujourd’hui C’est Ta Fête (EP) 』は、フランスの女性歌手「アニエス・ロティ(Agnès Loti) 」が、Azレコードから発売した通算3枚目の4 […]
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『C’est Toi Mon Idole (EP) 』は、フランスの女性歌手「アニエス・ロティ(Agnès Loti) 」が、Azレコードのオーデションに合格し、1964(昭和39)年に発 […]